きゃんのブログ * 止まない雨はない!!

胃がん発覚から再発リンパ節転移闘病日記

再発予防 ☆ 止まない雨はない !!

退院の時に、主治医からステージ3ですしまだお若いので再発予防にシスプラチン(2回) + ts-1 をされたほうがいいですというお話しがありシスプラチンを2回受けTS-1を飲み続けました。本来なら1年といわれてましたが、薬をやめると再発してしまうんじゃないか?という不安から主治医にお願いし1年半位服用してました。

でもさすがに抗がん剤は毒でもありますからと年内いっぱいでやめましょうねと言われやめました。


術後、途中から再発予防に丸山ワクチンもうけてました。

フコイダンも少し飲んでました。


そして、術後2年目の春に主治医が病院を移動になると言われその時にどこに行かれるんですか?と聞くことができませんでした。

主治医はこちらにかかられてもいいですが、もしあれなら紹介状書きますよと言われたので、

今、住んでる近所に癌に特化してるM病院に紹介状を書いてもらいました。


そしてM病院に受診にいくとあまり感じのよくないドクターがうちの病院は癌の方がこられる病院ですので、今あなたの現状では体内に癌はないので術後のフォローということなのでCT一つ予約入れるのも半年近く先になりますから、フォローに適してる近くのH病院に紹介状を書きますからそちらで診て頂いたほうがいいですよと言われ紹介状を書いてもらいH病院に予約をとってもらい帰宅しました。


そして、H病院に受診にいき本来なら3月頃のCT予定だったのですぐCTの予約を入れてもらいました。

M病院に行ったりしてたので、H病院にいったのはもう4月になってました。


H病院でのはじめての診察の時、今の主治医なんですが、私に触れることもなかったです。

前の京都のN病院の主治医は手術をしてもらったから診察の時は必ず首、お腹と触診してたのでやはり違うな…と感じました。

今もH病院の主治医 N先生は基本触診はされません。もう診てもらうようになって1年半くらいたちますが触診されたのたぶん2回くらいです。 それってどうなんだろ?とたまに思いますが胃がある時の私も知らないし術後直後も知らないからしかたないのかな?


そして.転移し術後2年目のCTの結果を聞く日

、なんだか朝から胸騒ぎがしてました。

この病院はCTをとって次の診察の日に結果を聞くシステムのようで、前が病院では検査当日に結果を聞けたので1週間待つの嫌だな~と思いました。


当日、椅子に座ると腹部リンパ節に何ヶ所か腫れがみられます。と言われたので、再発ですか?と聞くと残念ですが、そうです。と言われ涙を必死でこらえました。

外に出て…主人にどうだった?と聞かれましたが再発という単語を口にするのも嫌で黙っていたらあかんかったんやな?と主人が今にも泣きそうな顔をしたので、何故か私が大丈夫やって今は色んな薬もあるみたいやし!って励ましていました。

心の中ではどうしよう?どうしよう?と頭がいっぱいでした。

病院に…登場❗️ ☆ 止まない雨はない‼︎

ある日、携帯にあれだけなんの返事もしてこなかった娘が、お母さん、何号室なん?といきなりの連絡が入り聞いてみると病院の前にきてるとのことでお母さんがそこに行くから…と正面玄関に行ってみると、何カ月も探してた娘の姿がありました。

あまりに突然で叱ることも忘れてただただ元気そうでよかったと思いました。

大きなバックを肩からかけており、その大荷物は何?と聞くと、お母さんわんちゃん好きやろ?って覗いてみると小さな仔犬…

好きだけど病院に犬はあかんわ…とあまりの非常識に一瞬声も出ませんでした。

とにかく娘に何か食べさせたくて近くの喫茶店でパンケーキを食べさせたのを覚えてます。

大丈夫なん?と聞かれお母さんは大丈夫だから

連絡だけはとれるようにしてねと頼むことが精一杯でした。

今、私のいない家に帰りなさいと言ったところで彼女は絶対に帰らないだろうとあきらめました。 たぶんその時、はじめてあの田舎の家にあの子は帰らないと痛感しました。

親の事情で多感な時に京都の田舎に引越したことが、彼女の人生を変えてしまったと今でも後悔してます。


そして、退院の日を迎えました。


その後妹、義弟ら家族で相談し、また大阪に引越しすることにしました。


そして…毎月、京都のN病院まで通院することになりました。

転院とも考えたこともありましが、やはり手術をしてもらった先生にと思い車でゆっくり走って1時間半弱かけ通ってました。


術後、2年がたとうした時まで…

入院中… ☆ 止まない雨はない‼︎

一般病棟に変わってからは日に日に体につながってるチューブが一本づつ減り、とにかく歩いてね〜と看護師さんにはお尻をたたかれました。

1日も早く退院したい私は点滴代をお友達に病院の渡り廊下を何往復もしてました。


もともと食べることが大好きな私は胃がなくなってしまった現実と気持ちの折り合いがつかず

食べたいのに食べれない…そのストレスはかなりありました。


手術は大変で痛い思いもしましたが、癌が体の中からなくなったという安堵感の方が増していました。

術後の説明で、リンパ節に7個癌が見つかってるのでステージ3になりますと言われれた時もまだ再発の怖さとか…みにせまって感じてなかった部分もあったのかショックはショックでしたが深く考えるのはやめようと思いました。

それから数日後、産まれて初めて円形脱毛症ができました。


病院の癌の相談センターの方?が病室にこられつらかったり、かなしい時は我慢せずに泣いてもいいんですよ…と言われれた後、涙が止まらずにずっーと泣いたのを思い出します。


その当時というか私の胃癌発覚の数ヶ月前から、他にというか下の娘のことで泣いてばかりだった。

毎日、家族みんなで探しまわってました。

心も体も限界だったんだと思います。


今でも、その当時のことは思い出すだけで涙がこぼれます。